膝の手術・入院日記 PR

反復性膝蓋骨脱臼について|簡単な経緯

反復性膝蓋骨脱臼について|手術から回復までの道のり
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オリカ
オリカ
いつもブログを見てくださってありがとうございます。オリカです。今回は膝の手術に関する記事を書いていこうと思います。

以前、こんなことをつぶやいたりしていました↓

はい、というわけで いよいよ手術の日が迫ってきているので ソワソワしています。
どうにも落ち着かないので 膝の病気のことや手術のことをブログに記録することで精神を安定させようかな、と(書くと精神が安定するので・笑)。

反復性膝蓋骨脱臼とは

簡単に言うと膝のお皿が繰り返し脱臼してしまう疾患です。最近ではEXILE TETSUYA さんも同じような症状で現在治療中のようです。
→ EXILE TETSUYAの活動制限に関するご報告
(TETSUYAさんの場合は脱臼ではなく亜脱臼となっています。)
※脱臼というのは完全に外れている状態です。亜脱臼は途中まで外れている状態となります。いずれにしてもお皿が不安定な状態となります。

大抵の場合、脱臼してもすぐ正常の位置に戻ります。脱臼した瞬間は激痛が走るが 時間が経つと痛みや腫れが引いていくため そのまま治ったと思って病院には行かず放置してしまうことも多いです。
(捻挫した時もとりあえず湿布貼って様子見たりしますよね?)
仮に気になって病院に行っても その時には膝のお皿は元の位置に戻っているので レントゲンを撮っても膝に異常があるとは気付かず見過ごされることも多いようです。

ねこ
ねこ
脱臼して元の位置に戻るなら そのまま回復するんじゃないの?
オリカ
オリカ
そのまま回復すればいいんだけど、脱臼する時に内側の靭帯を損傷していたり 生まれつき脱臼しやすい膝の形だったりすると 繰り返し何度も脱臼しちゃうらしい…。もちろん ちゃんと検査しないと原因は断定できないんだけどね。
ねこ
ねこ
うわ…繰り返すってことは何度も痛い思いするってことか…
オリカ
オリカ
そうなんだよね…。なので、常に膝が外れるんじゃないか…と不安な状態で過ごすことになる…。

何度も脱臼を繰り返すと、膝の軟骨や周りの組織を傷つけ続けることになるので なるべく早めに治療した方が良いようです。

~反復性膝蓋骨脱臼~私の場合

オリカ
オリカ
ここで、私の過去の脱臼歴や治療などを振り返ってみようと思います。
12才 多分、初めての脱臼。確か立ち上がろうとしたらお皿が外れてすぐに戻った。痛くてビックリしたけど何が起こったのかわからなかったため とりあえず湿布で様子を見る。
13才 何度か脱臼をしていた(特に右足が多かった)。例えば徒競走で“ヨーイ!ドン!”で立った瞬間に脱臼したり、体育などで立て膝から立ち上がるような動作をしようとすると高確率で脱臼した。その度に湿布を貼って様子を見る。
(↑もう様子を見ている場合ではなかったのだけど…)
14才 階段を下りるのが怖い。ジャンプして着地するのが怖い。この頃になると いつ脱臼するのか不安で、動きを制限するようになる。例えば 体育の授業のハードルは飛ばずに跨いだりしていた(跨ぐ動作でも脱臼しそうにはなるんだけど)。とにかく膝を曲げ伸ばしする度に 脱臼の恐れがあったし実際に脱臼することもあった。
さすがに この頃になると「私の膝、おかしくない?」ってことで病院へ行く(遅い…)。近所の整形外科では難しいってことで大学病院を紹介され、両膝を手術をすることになった。
(夏休みを利用して約1か月間入院)。
15才 左足の予後が思わしくなく、再手術(夏休みを利用して約1か月間入院)。
16~
20代
たまに手術の傷が痛んだりはしたけど特に問題はないように感じた。相変わらず段差の大きい階段やジャンプは不安があったので 避けていたけど 脱臼することはなかったので良かった。(あくまでも脱臼に関しては症状が治まって良かったってことです。ただ この時期は手術の傷跡のことで結構悩んでました。年頃だったので^^;)
30代
以降
恐らく少しずつお皿の位置が外側に偏位し、ジワジワと悪化してしまったようです。子供の頃のような“脱臼して戻る”という痛みは無い(脱臼しないように手術をしているので)。ただ、膝を曲げた時に何となくお皿の位置が外側にあるような気もしていた…。
(完全に外れている位置ではないので 目の錯覚かな?と思っていた)

私の中では 脱臼に関してはもう治療済みだと思っていたので、階段の下りがなんか不安で怖い…という気持ちは 過去に刷り込まれている記憶がそうさせているのだと思っていたのだけど、先生よると どうやら膝のお皿がかなりユルユルで不安定のようなので、そりゃ怖いのは当然なのでした。
なにしろ標準がどんな状態なのかがわからない(忘れた)ので、こんなものかな?って思ってしまうんですよね…。

気付いたきっかけ

これは先ほどのツイッターの通り 趣味の登山中にアレ?って瞬間があったのです。
そもそも登山する際は 毎回 登りよりも下りの方が辛くて大変だった。下りの方が膝の負担が大きいのと、やはり不安定な感じがあったのだと思う。
ダブルストックを使い 負担を減らしながら慎重に下りていたのだけど、この日はちょっと油断してしまった。ちょっとだけ調子に乗てリズミカルに下ってしまっていた。と言っても ハタから見ると普通に下りているように見える程度なんですけどね…。
(普段はゆっくりゆっくり…なのが、この時はちょっとだけピョンピョンと下りていた。※あくまでもイメージですw)
着地した時に 一瞬 ズキっと痛みがあった。脱臼の痛みとは違ったので 単純に負担をかけすぎたかな?とその時は思った。
その後 日帰り温泉で汗を流し ご飯を食べて電車で帰宅していた。
電車の席が空いたので座ろうとしたら、膝を曲げる際に何か違和感があって。
明らかに何かが引っ掛かっているような感じ。わかるのは これ以上膝を曲げてはいけない…ってこと。何が起こるのかは実際に試してないけど、多分 めちゃめちゃ痛いことになりそうな嫌な予感がした。だけど 一度膝を伸ばしきって ゆっくり曲げると普通に曲がったりもする。
だけど 先ほどのように曲げるのに違和感とヤバさがある時もある。
(このイヤ~な怖さを言葉で表現できないのが悔しい…)

この日を境に 膝を素早く曲げ伸ばしするのをやめて、なるべく曲げ伸ばししないように生活していた。(屈伸運動なんて絶対できない感じ…)
曲げる時はゆっくり。違和感がないか確認しながら…です。正直、非常に面倒くさい…。
でも下手なことして大変なことになったら怖いし、まさに膝に爆弾を抱えている状態となった。厳密にいうと 90度未満の角度であれば曲げるのは怖くないけど、深く曲げるのが怖い…という症状です。

とりあえず病院に行こう

子供の頃に手術した病院には もう私のカルテはなくなっているので、違う病院へ行くことに。(何しろ16歳~はリハビリ通院も終わり、特に問題もなかったので病院には行く必要がなかった)

ねこ
ねこ
確かカルテの保管期間は5年間だもんね。
オリカ
オリカ
最初はバ〇テリンを塗って様子を見てたんだけど、そもそも腫れてないし痛みがあるわけでもなくて…。とにかく「膝がなんか変」という症状が続いていて お手上げだった…。湿布じゃどうにもならないと気付いたわ。
ねこ
ねこ
(湿布とかバ〇テリンに対して過信しすぎだと思う…)

この時は手術した膝がまた悪くなっているとは思っていなかったので、色々調べて“半月板の損傷”かなぁなんて思っていた。
(曲げ伸ばしの際に何かが引っ掛かるという症状が一致したので)
まぁ自分で色々考えててもしょうがないので 先生に診てもらうことに。

口頭で症状を伝えて 関係ないとは思うけど一応過去に手術したことも伝えたら、
「あぁなるほどね。う~ん、膝のお皿が緩くて不安定な状態ですね。なるべく早めに手術した方がいいよ」と言われた。
その時に初めて「うわぁ~また脱臼しそうになってるのか…」って自覚しました。私の勝手な予測(半月板とか)あまり関係なかった…。
とはいえ半月版とか軟骨が傷んでいる可能性もある。とりあえず手術する際に半月板や軟骨も診てくれるとのことでした。

普通に膝を曲げ伸ばし出来るようになりたい。どこも掴まずに屈伸運動したりしたい。
一番の望みは、また登山やハイキングが出来るようになること!
正直 手術は怖いけど絶対に良くなると信じて頑張ろうと思います。
(手術に関しては頑張るのは先生ですけどね…^^; 私はリハビリを頑張ります)

オリカ
オリカ
今後、このブログでは 手術の内容やリハビリに関することを公開する予定です。同じ疾患でこれから手術をする方・リハビリについて知りたい方のお役に立てたら嬉しいです。

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