膝の手術・退院後

術後 約1年半〜術後から現在までの経過と感想〜|MPFL再建術ブログ

手術してから約1年半経ちました!

こんにちは オリカ(@orika_note)です😊
早いもので 手術してから約1年半が経過しました。当時のメモを参考に 術後から現在までの状況や感想などをまとめてみようと思います。

手術をする前は、手術をしたら当然のように“手術する前よりも良くなる”と思っていたのだけど、現実は結構厳しい道のりだと痛感しました。
年齢によって個人差はあれど、私の場合は複合的に色々な原因が重なっていてリハビリが思うように進まず…😢

例えば、反復性膝蓋骨脱臼にしても 初めての脱臼で手術に挑む人と、何度も脱臼して時間が経っている(10年以上の)人は、軟骨が削れていたり骨が変形してしていることが多く 術後の予後が変わるようです。
膝のお皿を正しい位置にしても それまでの歩き方の癖や筋肉の付き方、変形している大腿骨とお皿の適合性によってはまた脱臼してしまったり、リハビリが思うように進まなかったり、痛みが残ったり…。
そういった理由から 先天性で脱臼しやすい人の場合は、早めに手術した方が良いとよく言われています。

私は再脱臼の心配は全然ないのだけど、とにかくリハビリが進まず 術後半年頃から焦りだしていました💦
リハビリが進まないというのは 簡単に言うと“なかなか筋肉がつかない”ということです。
術後半年頃というのは 少しずつ運動できるようになる頃でもあります。
通常であれば小走りしたり 軽くジャンプできるようになったり、早い人であれば少しずつスポーツ復帰している時期です。
(もちろん 復帰までに1~2年はかかるという人もいますが、順調な人であれば 階段昇降は可能な時期です)
ですが、私は術後半年で 階段すらも手すりがないと下りられない状態でした😔
ということで、MPFL再建術によってどんどん回復して こんなこともあんなことも出来るようになりました✨というような明るい記事ではないです😓
ただ、同じ手術をする人や 同じ手術ではなくても膝の手術を控えている人にとっては、こんなケースもありますよっていう 一つの事例として 少しでもお役に立てればと思います。
(同じ術式ではなくても、膝の術後のリハビリや回復の経過に関しては共通していることも多いです)
“筋肉がつかない”というと 単純に筋トレをガンガンやれば筋肉つくじゃん、もっともっと筋トレを頑張ればつくのでは?と思っていたのですが、実際はそんな単純なものではないんですね😓甘かった…。
椅子に座った状態で膝を曲げたり伸ばしたりするリハビリがあるのですが(これは膝周りの筋肉である大腿四頭筋を鍛えます)、まず痛くて膝の曲げ伸ばしができないんですよ…。曲げ伸ばしが簡単にできないし、痛みを無視してガンガンやって良いものではないので、少しずつやっていくしかない。
筋トレをガンガンできる状態というのは 当たり前ですが まずは鍛える部分が健康であることが大前提なのです。
逆に言うと手術した部分の筋トレがガンガンできるのであれば もうリハビリは必要ないと思います。
(更に筋肉をつけたい人は 引き続きトレーニングを続けた方が良いですが…)

当たり前ですが、手術をするということは 筋肉をメスで切っている訳ですから、元のように復活するのは容易ではないです。
術後は立ち上がるだけでもプルプルしてまともに立てない、体重が支えられない状態です。
なので、手術をした後に復帰をしているアスリートの人達は本当にすごいなぁと思う。
元々 一般人よりも筋肉が付いているというのもあるけど、メンタル面も強くないと無理だと思う…😅

まだまだ色々と書きたいことが沢山あるのだけど ここで全部書いてしまうのもアレなので、順を追って経過を書いてみようと思います。

ねこ
ねこ
前置きが長いね…💦

退院後~術後1ヶ月

無事に退院してまだまだ普通に歩ける状況ではないけれど、夢と希望に満ちていた頃です(ちょっと大げさ😅)
家から駅まで 普段は片道徒歩15分のところ、40分もかかりました…(倍以上かかる)。
リハビリのため 沢山歩くぞ~とヤル気満々だったので タクシーなどは一切使いませんでした。
(本当はタクシーの乗り降りの際や、座りっぱなしで膝を曲げ続けていると痛いので 歩いている方がマシだったりします…)
この時期は自宅でリハビリしながら とにかく頑張って歩いてました。

退院して2日後には会社に出勤しましたが、今から思うとちょっと早かったかな…って思います💦
デスクワークなので会社に到着してしまえば あとはどうにでもなるんですが、案の定 通勤がなかなか大変でした。
電車に乗っている時は良いのですが、駅の人混み、電車に乗る時と降りる時の怖さ…
どこもかしこも障害だらけで ただ歩くだけでも気が抜けません💦
とにかく この時期は転倒だけはしないでねって言われている時期なので 余計に集中力が必要です。普段 気づきもしないような事が転倒の原因になったりします。ちょっとした段差とか 道路のヒビ?も怖かったです。とにかく怖かった!(笑)

この時期の私の状況

・歩くことは結構できる(速度は猛烈に遅い)
・信号が青でも渡り切れない可能性がある
・椅子から立ち上がる際はほぼ手の力
(何かに掴まらないと無理…怖い)
・立ち上がる時は膝が痛い
(ギシギシしている感じ。曲げ伸ばしがツライ)
・ちょっとの傾斜と段差は杖があっても怖い
(特に下りが無理😓 基本平坦な道しか歩けない。)
・人混みがとにかく怖い
(とっさに避けたりできないし、仮にぶつかってしまった場合 手すりがなければ100%転倒する…怖い)
・電車の乗り降りがツライ
(電車とホームの隙間をまたぐのが怖すぎる。手すり必須)
・濡れている路面が滑りそうで異常に怖い(足もだけど、支えている杖が滑ったら転倒するので…怖い)

膝の曲がり…左約120度 右約120度

それでも術後約1ヶ月後には 杖をつきながら初詣に行くことができました。
混雑している場所は1人では危険なので 付き添ってくれる人がいた方が安心です。

この時期は 杖がなくても少しは歩くことは可能ですが ぶつかって転倒することを避けるため、しばらくは周囲の人に足が不自由であることをアピールした方が安全です。外出時は杖を使用した方が良いです。

術後1ヶ月~3ヶ月

1ヶ月後の診察(レントゲン)でも特に異常はなく「とにかく頑張ってリハビリしてね」と言われたので 引き続きリハビリを頑張っていました。通勤だけでもヘロヘロなんですけどね…😅
術後3ヶ月くらいで杖を使わずに歩くことが増えました。
ただ 電車通勤の際は危ないので杖を使用。

オリカ
オリカ
余談ですが…杖を持って電車に乗ると 席を譲ってもらえる可能性が高いです。
私も立っているよりは座れた方が助かるのですが、杖を持って電車に乗ると 少しだけ申し訳ない気持ちになってしまっていた時期がありました。
優先席の近くであっても、あからさまに嫌な雰囲気を出しながら席を立つ人もいますし(結果的に譲ってはくれているのですが)、明らかにスマホを触っていたのに急に寝ているフリをする人がいたり…。
もちろん 席を譲ってもらうのが当たり前とは思っていないし、その人も実はめちゃくちゃ体調が悪いのかもしれない訳で実情は誰にもわかりません。
ただ、杖を持って電車に乗ると 色んなことに気を使ったり使われたりするので、単純に精神的に疲れるなぁ〜と思っちゃいました😓
お互いが変に気を使わず 疲れない方法があると良いのですが…

術後3ヶ月~6ヶ月

左膝は順調に筋肉が回復し、曲がりもスムーズになってきた。
ただ右膝は思うように筋肉がつかず 体重をかけられない。筋トレをしようとすると痛いので どこまで無理してやって良いのかわからずちょっと詰んでしまう。元々退院後は自主トレをしていたのでリハビリ通院はしていませんでした。
(リハビリ通院する必要がないくらいに順調に回復していくものだと勝手に認識していました😅 リハビリ通院が必要とも言われてなかったので💦)
この頃になると主治医にも、左と比べると右の筋肉がつかない…と伝えますが、手術した靭帯には問題がないので とにかく自主リハビリを頑張るしかないとのことで…😔
とはいっても、まだ3〜6ヶ月後なのでこんなもんか…という気持ちも少しあって とりあえず引き続きリハビリを頑張ることに。


術後6ヶ月~1年(股関節が痛くなる)

杖なしでスタスタと歩けるようになり、椅子からの立ち上がりもだいぶスムーズに(まだ腕の力に頼る部分もありますが)。
駅の階段の上りはまぁまぁスムーズにできるが、降りが怖くて手すりがなくては無理
左足を下ろす時に 右足で支えられず、左足を着地させる度にとても負担がかかってしまう。
(左足を下ろして着地する時にドシン!という感じで負担がかかっている)
左足にだけ負担をかけてしまうと また別の問題が起こりそうなので、無理せずに手すりを使って降りていました。
この頃は、とにかくリハビリをガンガンやるぞ〜って思っていたので、毎日近所の長い階段がある場所で 階段昇降の練習をしたり、長い距離をウォーキングしたりと頑張っていました。なので第三者から見ると 一見特に問題がないようにも見えていたと思います(階段以外は😅)。

この時期の私の状況

・歩くことは結構できる(速度は普通)
・椅子から立ち上がる際は手の力は少しだけ借りる程度
・曲げ伸ばしが少しスムーズになる
(曲げ伸ばしすると膝がポキポキ音が鳴る。ギシギシしている感じは少し残っている)
・ちょっとの傾斜と段差は杖なしでも大丈夫
(ただし速度は遅い。とても気をつけながら歩く)
・しゃがむことは無理(普通に膝が痛い…)
・正座は無理(普通に膝が痛いしまだそこまで曲がらない…)
・走れない+ジャンプできない
(負担がかかりすぎる。膝が壊れそうで怖いです)
・手すりがないと階段 降りれない
(右足から降りて一段ずつなら降りれるが、手すりなしで交互に降りるのは無理)

少しずつではあるけど 良くなっている!という実感はあったのですが、やっぱりまだまだ課題が残っている感じです。
この頃、ウォーキングや階段昇降中に股関節が痛くなることが増えて、あまりにも痛いので診てもらったら 持病が悪化していました😔
膝の筋肉が付くまでの間、股関節に負担がかかっていたのかもしれません。
こちらは両側の変形性股関節症なので、将来的には手術する必要があるようです…💦
なのであまり無理して歩きまくったり階段を使いまくったりするのは避けたほうが良いとのことでした。
この時、登山は当分無理かな…😥と思って ちょっと希望の光が消えてしまった。
なんなら登山を続けるために膝の手術したのに…と思ったりして、結構落ち込んでおりました。
今思うと 股関節の疾患によって膝周辺の筋肉が付きにくかったりしたのかも…と思っています。
(実際、変形性股関節症だと痛みを庇った歩き方になって お尻周辺の筋肉や大腿四頭筋が落ちたりします)

オリカ
オリカ
ってことで、術後10ヶ月後から 股関節と膝を合わせてリハビリ通院することになりました。膝周辺だけでなく股関節周りの筋トレも開始。一つずつ課題をクリアしているつもりだったのに 課題が増えてしまって、この時期はかなりションボリしていました…。手術して1年後には登山を再開している予定だったからなぁ。まぁコロナによってどっちにしても外出の機会は減ったと思うけど…。
ねこ
ねこ
それは落ち込むね。痛みがなければまだ良いのだけど。
オリカ
オリカ
股関節(特に右側)はずっと痛くて凹むよ。痛み止めの薬とかは飲んでいないので、痛みのレベルとしてはまだ我慢できる程度なんだけどね。いずれにしても 様子を見ながらコツコツ頑張るしかないね😓

術後1年〜現在

膝と合わせて股関節のリハビリ通院することになって、今まで以上にリハビリを頑張らねばいけない毎日です😅
週に1回の通院ですが 家でやる筋トレやストレッチを教えてもらい、日々頑張るのみです。
やっぱりリハビリの先生と一緒にリハビリすると色々と学ぶことも多いし、自主トレーニングは限界があると改めて思う。
(健康な人でもトレーナーにアドバイスもらいながらトレーニングした方が 効率的だったりしますよね?)
足の状態を診てもらうのは安心できるし(もみほぐしてもらえるのがとても気持ち良いし😊)、なぜ痛みがあるのか、なぜ筋肉が硬かったり動きが悪いのかを教えてもらえるので、リハビリしながら“今はここの部分を鍛えているぞ”という実感が出てきます。
単純に鍛えるだけでなくストレッチもとても重要で、闇雲にガンガン的外れ?な筋トレをやるよりも効率的だなぁと感じます。
今思うと とにかく負荷をかけてウォーキングしまくったり 階段昇降しまくったのは足全体に負担をかけすぎたかな?と思う。

で、これらのリハビリをやりつつの現在の状況です👇

現在の私の状況

・歩くことは結構できる(速く歩くことができる)
・椅子から立ち上がる際は足だけの力で立てる
・曲げ伸ばしは左膝はスムーズ
(右膝はちょっと違和感と引っかかり感が残る。ポキポキ鳴る。)
・ちょっとの傾斜と段差は杖なしでも大丈夫
(以前よりは速度も上がる)
・少しだけしゃがめる(積極的にはしゃがみませんが)
・お風呂(湯船)の中だと少し正座も可能
(今後も痛いので積極的には正座はしないと思います😅)
・ちょっとだけ小走り、ちょっとだけのジャンプはできる
(試してみてできたという感じ。積極的にはまだやらないかな…)
・手すりナシで階段昇降ができる!😊✨
(駅の階段程度の段差ですが交互に降りれるようになりました!)

膝の曲がり…左右とも足の踵がお尻に付くようなりました!
(右はちょっと硬いので、少し無理する感じですが一応お尻に付きます。)

股関節も痛みが弱い状態が続いていますが、ピークだった頃は痛みで足を引きずって歩いていたので その時と比べるとスタスタと歩けているのではないかと思います。
股関節に関してはまた別のカテゴリーでちゃんとブログに書けたら良いなぁと思います😌

ねこ
ねこ
頑張ったねぇ😊
オリカ
オリカ
自分で言うのもなんだけど、結構頑張ったと思う!😊✨ ただね、足の負担を軽くするためにダイエットを勧められているのだけど、思うように減らなくて焦ってるよ😅 食べるのが大好きなのでなかなか難しいね…。体重は少しだけ減ったんだけど あと5kgは痩せないとなぁ😓
ねこ
ねこ
それは本当に頑張って〜(笑)

悩み過ぎて色々と試す日々

手術をする前は、術後半年も経てば膝が絶好調になっていると思っていました。
普段の生活だけでなく 登山ももっと行けるかな〜なんて思っていました。
これは楽観しすぎたなぁと反省しています😓

実際は上記の通り なかなか思うような結果にならず落ち込んだりしてました。
股関節まで痛みだした時は 鍼灸院に通って鍼を刺してみたり…。
(リラクゼーション的なものではなくて、トリガーポイントに刺す感じのちょっと痛みのある鍼でした💦)
この鍼は筋膜に刺すので 刺す度にズーーーンした痛みがあるのだけど、これで筋肉が柔らかくなったり痛みが軽減されたら良いなぁという藁をも縋る気持ちで通っていました😅
結局 股関節自体に問題があるので鍼だけではどうしようもなく 経済的にもずっと通うのは難しいかな…と断念。

他には 膝が内側に入りやすい(内側に入ると脱臼しやすいのですが)を防ぐために、自分の足の形に合わせたインソールを作成したり…。
(インソールで¥35,000くらいかかった…)
これによって歩く時に膝が内側に入りにくくなったのと、足首の負担も軽減されました。
その他にも 良いとされる体操をしてみたり 独自の筋トレをしてみたり、かなり迷走していました。
(さすがにグルコサミン的なものは買いませんでしたが 効くのであれば購入したと思います😅)

手術に対して楽観視してしまったのは 私なりの理由がありました。
中学生の頃にも両膝の手術を経験していて、その頃の手術は今回のMPFL再建術よりも回復に時間がかかる手術でした。実際、今回の入院は2週間でしたが 当時は1ヶ月入院が必要だったし、その後も半年くらいリハビリ通院。リハビリ期間中にサポーターを作って膝が脱臼しないようにしたりと色々と大変だった記憶があります。
それでも 術後8ヶ月後には学校の体育の授業に 普通に参加していました。
準備運動の屈伸や伸脚もできたし、しゃがんだり立ったり 正座もできた。もちろん走ったりジャンプしたりもできて 生活に困ることはほぼなかった。なので、今回の手術は 当時の手術よりも早く復活できる手術だと聞いていたのもあって、私も余裕だと思っていたんですね😅
まさかこんなに苦戦するとは…💦 術後1年半経っても生活に制約ができたり 膝に違和感が残るなんて想像していませんでした。
ただ、当時は若かったので単純に回復力は高かっただろうし、膝の変形が少なかったり 股関節も今よりは痛みもなく動いていたので、いろんな要因があるのでしょうね。
今は MPFL再建術は膝の変形が始まる前(なるべく若い時)に手術すると、術後の経過が良い手術なのだと思っています。
あとは脱臼の頻度が高くて 生活に支障が出ているような人も、多少大変でもやっぱり手術した方が良いかな、とは思います。

手術して良かった?まとめ

ねこ
ねこ
色々大変なこともあるけど、やっぱり手術して良かった?
オリカ
オリカ
う〜ん。まだまだリハビリの途中段階なので、判断が難しい😓 脱臼の怖さはなかったので 手術をしなくても生活はできたと思うけど、やっぱり膝はゆるくて不安定な状態だったのだし 将来的にはやっておいた方が良かったのだと今は思う。というか そう思わないと頑張ってきた甲斐がないし😅 支障なく日常生活は送れているので きっと手術して良かったのだと思うよ。

私の場合、股関節の問題も浮上してしまったので 本来の回復よりは時間がかかっているのだと思います。
これからMPFL再建術を検討する人は 股関節や他になにか問題が無ければ 私よりは回復は早いのでは?と思っています。
(もちろん個人の年齢や膝の変形具合にもよりますが…)

まだまだ課題はありますが、本当に少しずつ少しずつ、でも確実に歩きやすくなっているし 筋肉も付いてきていると実感しているので あきらめずに頑張ろうと思っています。

オリカ
オリカ
今後の経過についても、ある程度まとまったらブログにUPする予定です😊 良いご報告ができるように頑張りますっ✨ではでは〜🍀

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