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映画「僕のワンダフル・ライフ」ネタバレ感想

映画「僕のワンダフル・ライフ」ネタバレ感想

ずっと観たいと思っていた映画だったのですが なかなか観る機会がなく観れなかった映画です。
まず、結論から言ってしまうと とても良かったです。というか自分が想像していた以上に泣いてしまい、自分でも驚いています。
もう本当にかわいいし賢いし イタズラもするんだけど それも含めて全てが愛おしいと思える作品でした。

私は猫派なんですが 私ですらこんな状態なので 犬派の方々が泣き過ぎて死んでいないか心配…(大げさ^^;)
動物系の映画はある程度ベタな作りなので、どうせ後半で泣かしにかかってくるんだろうな…ってわかっているのに、それでも泣いてしまう(監督の思惑通り…)。というか前半から終始ウルウルしてしまいました。
動物の健気で純粋なところが より感情移入してしまうのだと思います。

犬目線でストーリーが進行していくのもわかりやすくて良かった。
「楽しい~」とか「遊ぼう遊ぼう」とか、実に犬らしい思考なのも良かったと思います。変に人間らしい感情を持っていたりすると違和感になってしまうと思うので。
1つの命が終わった時に、その魂や記憶はそのままの状態で生まれ変わっていくのは「100万回生きたねこ」と少し似ています(ストーリーは違いますが)。
記憶が残ったままの状態でどんどん転生し続けたら そのうち憶えきれなくなりそうですね^^;

ということで、個人的な感想を色々書いてみたいと思います。

 

作品詳細

製作年2017年
製作国アメリカ
上映時間100分
監督ラッセ・ハルストレム
出演者デニス・クエイド / 大人のイーサン
ペギー・リプトン / 大人のハンナ
ブライス・ガイザー / 8歳のイーサン
K・J・アパ / 10代のイーサン
ブリット・ロバートソン / 10代のハンナ、他

簡単解説

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「HACHI 約束の犬」などで知られる名匠ラッセ・ハルストレム監督がW・ブルース・キャメロンのベストセラー小説を実写映画化し、飼い主の少年と再び巡り会うため生まれ変わりを繰り返す犬の奮闘を描いたドラマ。ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーは、自分の命を救ってくれた少年イーサンと固い絆で結ばれていく。やがて寿命を終えたベイリーは、愛するイーサンにまた会いたい一心で生まれ変わりを繰り返すようになるが、なかなかイーサンに遭遇できない。3度目でようやくイーサンに出会えたベイリーは、自身に与えられたある使命に気づく。主人公の犬ベイリーの声を担当するのは、ディズニーアニメ「アナと雪の女王」でオラフの声を演じたジョシュ・ギャッド。若き日のイーサン役には新人俳優K・J・アパを抜擢し、成長したイーサンを「エデンより彼方に」のデニス・クエイド、イーサンの初恋相手ハンナを「トゥモローランド」のブリット・ロバートソン、大人になったハンナを「ツイン・ピークス」シリーズのペギー・リプトンがそれぞれ演じる。
映画.comより

簡単なあらすじ

イーサン少年と暮らすレトリバーのベイリー。ベイリーは最初、野犬として生まれたがすぐに捕獲され保健所で処分されてしまった。生まれ変わったベイリーはブリーダーの所を抜け出したが、悪い男たちに捕まり売り飛ばされそうになる。車の中に置き去りにされ、脱水で死にそうになっていたところを、偶然に通りかかったイーサンと母エリザベスによって救出された。以来、ベイリーはイーサンの家族の一員となり、今の名前を与えられて幸せな日々を送っていた。……
MIHOシネマより

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基本的にネタバレを気にせずに書いているので、未見の方でネタバレしたくない方はご注意ください。

犬生 ~その①~

冒頭、かわいい子犬が沢山産まれます。その中に のちにベイリーとなる子犬も産まれましたが、野良犬として産まれたため あっけなく捕獲され 保健所で処分されます。あっという間に終わってしまった犬生なので このシーンは要らないのでは?と正直思ってしまった…。でも改めて考えると必要なのだな、と。
どんなに短い時間であっても この世に生を受けたことは重要なことだと思うのと、動物を簡単に殺処分している現状を伝えたいのだと思いました。

犬生 ~その② ベイリー~ 大好きなイーサンと出会う

映画「僕のワンダフル・ライフ」ネタバレ感想
(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

ベイリーと名付けてくれた大好きなイーサンと出会います。飼育環境からすると恐らく悪徳だと思われるブリーダーの檻から脱出したベイリーですが、結局悪い男たちに捕まり車中に置き去りにされてしまう(売ろうとしている割には大事に扱わないのですね…)。暑さにより脱水症状で瀕死になっていたベイリーは運良くイーサンと母親に救出されます。
(母親がトラックの窓ガラスを割ったのはなかなか出来ることではないので 素晴らしい対応だったと思う)

父親には反対されますが イーサンの家族の一員となり ベイリーと名付けられます。
これから何度も転生するであろうベイリーの魂の記憶の中で イーサンとの出会いはとても重要な出会いでした。


(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

子供のイーサンとベイリーが遊ぶシーンは 仲の良い兄弟のようでほっこりしますね~。潰れたボールを使った2人だけの得意技もできました。この 得意技をやって見せるシーンは 後半で何らかの意味があるシーンなんだろうなぁと気付いてしまいますが、どんな風に見せてくれるのかを楽しもうということで頭を切り替えたので、映画としてのマイナス要素は全く感じませんでした。

映画「僕のワンダフル・ライフ」ネタバレ感想
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イーサンが青年に成長して、ハンナという恋人もできて 皆がとても幸せなシーンが続きます。
(父親は年月と共にアル中?が悪化して手におえない状態になってしまいますが…普通に出て行ってくれて良かったですが、行くあてなどあるのだろうか??)
イーサンは将来有望のアメフト選手になるのかな?と思いきや、イーサンに対して良くない感情を持っていたチームメイトに家を放火されてしまい 炎から逃げるために2階から飛び降りたイーサンは足に怪我をしてしまいました。そのせいでスカウトされていたミシガン大の進学をあきらめ 農業の学校に進学することに。
このチームメイト、イーサンの父親がアル中だということを知ってバカにしたような態度をとったり 本当にどうしようもない奴でした。イーサンには何も落ち度はないのに未来の選択肢を1つ失ってしまい 本当にツライ…。理不尽なことが起きてしまうのも また人生です。
あのチームメイトは警察に捕まったっぽいけれど もっと怒られたり 色んな人に非難されているシーンが見たかった…。
(そうすればちょっとはスッキリするので^^;)

明るかったイーサンがすっかり落ち込んでしまい、ハンナとも別れてしまう…。
そして イーサンとベイリーが離ればなれになるシーンで早くも号泣してしまった。ベイリーが寂しそうでツラかった。
(車に乗って去っていくイーサンを 必死に走って追いかけるシーン…ベタ過ぎますが普通に泣けます…)
その後 ベイリーは食欲もなくなり すっかり元気がなくなってしまう(高齢というのもある)。
病気になったベイリーが最後に大好きなイーサンに看取られたシーンでまた号泣です…。
(本当は ベイリーが病気になってしまったと祖父がイーサンに電話をかけるシーンから泣いてましたが…)
晩年は少し寂しかったかもしれないけど、良い犬生だったのではと思う。

犬生 ~その③ 警察犬エリー~

生まれ変わったベイリー。今度はメスのシェパード犬(警察犬)です。ベイリーの人生と比べるとなかなか責任重大な日々を過ごしています。
(エリーとしては臭いを嗅いで見つけ出すのは遊びの延長でもある)
今度のパートナーである警官のカルロスは愛する人を失っており、孤独な生活を送っていた。
動物の不思議だなぁと思うこととして、飼い主が寂しがっているとか 喜んでいるとか とてもよく観察している点。カルロスが孤独で寂しがっていることを感じ取ったエリーは 毎晩一緒に眠るようになる。最初は拒否していたカルロスもエリーと一緒に眠るようになる。動物セラピーというのもあるように動物には癒しのパワーがありますね。
そんなエリーも警察犬の仕事を全うします。
少女を連れ去った犯人に襲われそうになったカルロスを助けるため、エリーが撃たれてしまった。
「どうやら今回はいい仕事をしたらしい」と最後に誇らしげなエリー。カルロスと一緒に号泣してしまいました。
(え、、何回泣かせに来るんだろう…と思い始めている私です…)

犬生 ~その④ ティノ~

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今度はコーギー に生まれ変わったベイリーです。マヤという大学生と暮らすことになり ティノと名付けられます。マヤも孤独に暮らしていますが、ある日 ティノが大型犬(ロクシー)に一目惚れをしたことがきっかけで、ロクシーの飼い主であるアルと付き合うことになります。2人は結婚して子供達が生まれ 賑やかで楽しい日々を送るティノですが ロクシーが体調を崩し病院へ行ったまま帰ってこなくなります。その後 どんどん年月は経ちますが 愛するロクシーを待ち続けるティノはそのまま老衰で亡くなってしまいます。
(ベイリーとエリーほどではないにせよ、ここでも泣いてしまった私…さすがに泣きすぎでは…)
忠犬ハチ公でもそうでしたが、犬の一途なところは健気で愛おしすぎました。

犬生 ~その⑤ ワッフルズ~

今度はミックス犬として生まれてきたベイリー。若いカップルに飼われることになりワッフルズと名付けられる。が、この映画では初のいわゆるDQNな飼い主でした。彼女の方はワッフルズのことを可愛がりたいようでしたが、彼氏の方がワッフルズを気に入らないらしく、ずっと外に繋ぎっぱなしの日々が始まる(雨だろうが雪だろうがお構いなし…)。
もちろん散歩も遊びもない(シャンプーしたり、爪も切ってもらっていないでしょうね…ツライ…)。
そして「これは動物虐待ですよ」と注意を受ける始末(しかもこういう人に限ってすぐに手放さない…)。。。たくさん一緒に遊んだり美味しいものを食べる喜びを知っているベイリーはさぞかし辛かったでしょう。というか、そんな扱いをするなら なぜ飼い始めた?という疑問と怒りが込み上げてしまう。動物や子供は 飼い主(や親)が居ないと生きていけない存在なのに、なぜここまで酷い扱いが出来るのか。世話が出来ないのであれば最初から飼わないで欲しい。

そして、最悪なことに彼氏がワッフルズを里親に引き渡すと彼女に嘘をつき、トラックに乗せて ワッフルズを捨ててしまうのだった。ここで私は他の犬たちとは違う涙がでてしまった…。悔しくて、あまりに可哀相で…。
しかしやっと解放されたワッフルズは「あそこには戻りたくないな…」ってことで彷徨うことになります。
(ものすごく正しい判断だ。あのDQN達よりも賢いよ!ワッフルズえらいよ!と泣く私…)

犬生 ~その⑤ バディ~

野良犬となったワッフルズは彷徨い続けます。ふと懐かしい香りと遭遇する。広い農場にやってきたワッフルズはその香りがイーサンと暮らしていた農場だと気付き、中年になっていたイーサンを見つけると嬉しくて飛び付いたのだった(…ここで大号泣)。イーサンはご飯をくれたが 一緒には暮らせない、と保護施設に預けに行きます。
しかし、何かの縁を感じたイーサンは次の日にワッフルズを迎えに行き、バディと名付けて一緒に暮らすことになった。

そして、街で遭遇した懐かしい香りがずっと気になっていたバディは、香りの元を探し始め その香りの元を見つけたのだった。そこにはイーサンのかつての恋人だったハンナの姿があった。バディの首輪に記された飼い主がイーサンだと気付いたハンナは、バディを連れてイーサンの家を訪ねることに。最初は居留守をしていたイーサンでしたが運命の再会をするのだった。そして、バディの計らいにより2人は結婚をすることになる。

ここはもう 普通はそんなことありえないよなぁ…って思いつつも、ここまでの ベイリーの犬生に感情移入しまくっていたせいで なんでもあり状態になっていたため 素直に「良かった良かった」と涙していた。そしてベイリーえらいよ!と感動していました。。。

犬生 ~その⑤ そしてベイリーへ~

映画「僕のワンダフル・ライフ」ネタバレ感想
(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

バディは自分がベイリーであることをイーサンに気付いて欲しかった。子供の頃に一緒に遊んだ潰れたボールを見つけたバディはボールをイーサンに持って行き、投げる様に促した。
ああああ~~~~ここか~~ここであの技が出るのかぁ~~~と気付いてますが、早く見せて欲しくてウズウズしてしまう。オチがわかっているというか、そのオチが早く観たい、そして泣きたいという不思議な感情でした。

案の定、イーサンと2人だけの得意技を披露したバディ。「ベイリー?ベイリーなのか?」とバディに聞いた時に、「そうだよ」と自分の尻尾を噛んでみせる(尻尾を噛むのはベイリーの特徴)。バディの魂がベイリーだと確信したイーサンは、ベイリーとの再会を喜ぶのだった。

まとめ

えーと、、泣きすぎました…。ここまで自分が泣くとは思わず 自分で少し引いてます。
動物とか子供関連の映画はすぐ泣くのがわかっているので あえて避けていたりすることもあるのですが、そして案の定泣きすぎる結果となりましたが 改めて観て良かったと思います。

どんなに理不尽な目に遭っても決して人間を恨まないベイリーの生き方は、人間も見習わなくてはいけないな…と思わされます。目の前にある現実をただただ必死に生きていく。
すぐに殺処分されても「なんで殺されなきゃいけなんだ!」と怒っているシーンは1つもなく、DQNカップルに外で放置されていた時も「酷い飼い主だなぁ、お前のせいで……」とはならず、ひたすら日々を過ごしていく。
「楽しい」とか「美味しい」とか「お腹減ったな…」って思いながら生きていくっていうのは、シンプルだけど実はすごく難しいことなのだと思う。人間は酷いことをされたら 気が済むまでとことん憎んじゃいますから…。

警察犬だったエリーはカルロスの孤独を察知して側に居ようとするし、コーギーのティノは飼い主の雰囲気で次はアイスだ!とかピザだ!っていうのを当てていましたが、飼い主は犬が何を考えているのかわからないんですよね。
ティノが老犬になってしまった時にマヤが「何を想っているの?」と聞くシーンがありました。
そういう面では人間よりも動物の方が相手が何を想っているのか、理屈ではなくて直感として感じる能力があるのだと思う。

だからこそ イーサンとベイリーのように言葉が無くても 意思疎通できた瞬間というのは感動するのだと思うし、それが動物と人間の信頼関係というものなのだと思う。
うちには猫がいますが、犬とは違ってここまで飼い主に対して熱心ではないです^^;
それでもマイペースでのんびりとした生き方は 私の目標として勉強させてもらっています(笑)

また、皮肉なことに この映画で登場していた犬達に対して虐待があったのではないかと、動物愛護団体からバッシングもあったようです。確かに動物の映画を撮影することは 動物にとっては不本意なことかもしれません。あからさまな虐待ではなくても、長時間拘束して無理やり色々とやらせるだけでも虐待に当たるかもしれません。
映画を観て確かにすごくすごく感動しましたが、実際の現場がどうなっていたかも気になったりしました。

そして、続編も公開されるようです!こちらも気になります。
(もう泣きたくないなぁ…観るけど…)
https://boku-wonderful.jp/

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