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映画「ヘアスプレー」ネタバレ感想

幸せな気持ちになる映画「ヘアスプレー」

この映画を観たのは結構前なのですが、大好きで何回も観ています。
以前は映画の中でミュージカルっぽく歌ったり踊ったり、というのがそれほど好きではなかったのだけど、この映画でそのイメージがガラっと変わりました。
歌とダンスに最初から引き込まれる。
とにかく言葉ではうまく表現できないけど、幸せな気持ちにさせてくれる映画です。

作品詳細

製作年2007年
ジャンルコメディ・ミュージカル
製作国アメリカ
上映時間116分
監督アダム・シャンクマン
脚本レスリー・ディクソン
出演者ジョン・トラヴォルタ
ニッキー・ブロンスキー
ミシェル・ファイファー
クリストファー・ウォーケン
クイーン・ラティファ
ザック・エフロン
ブリタニー・スノウ
アマンダ・バインズ
ジェームズ・マースデン
イライジャ・ケリー

簡単なあらすじ

1988年の映画をもとにしたミュージカルを再映画化。ジョン・トラヴォルタが女装で30年ぶりにミュージカル映画に出演したことも話題になった作品。ぽっちゃり女子高生が人気者になっていく姿を描いたサクセス・コメディ。
filmarksより

基本的にネタバレを気にせずに書いているので、未見の方でネタバレしたくない方はご注意ください。

主人公のトレイシーが本当に可愛い


映画「ヘアスプレー」より
TM & (C) MMVII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.

トレイシーはちょっと(いや結構?)ぽっちゃりした女の子なのだけど、そんなことは微塵も悩んでません。そしてとても性格が明るくて純粋。他人と自分を比べることをしないので卑屈になったり悲観したりしません。
これ、なかなか難しいことなのではないかなぁと思います。
ある程度年齢を重ねると自分を受け入れられるようになっていきますが…。若い頃ってどうしても他人と比べたりして
「私は、、、なんてダメな人間なんだ…」って思うものだと思っていました。(私だけかもしれないけど…笑)
そして、人気ダンス番組の「コーニー・コリンズ・ショー」にダンサーとして出演するのが夢なので、毎日のように踊ったり歌ったりしています。
踊ってる姿が本当に愛おしい…。癒し系なのにパワフル。ゆるキャラ的な存在ですね。
トレイシーはこの人気番組に出ている「リンク」に恋する女の子でもあります。
この番組のオーディションがあると知り、挑戦したい!と張り切っています。

トレイシーの母親「エドナ」


映画「ヘアスプレー」より
TM & (C) MMVII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.

誰もが知るジョン・トラボルタです。最初 気付きませんでした^^;
ものすごい違和感は感じてましたけど…
(なんかこう、特殊メイク感が出まくっていたので。特殊メイクしてるので当たり前なんですけどね)。
どこかで見たことあるなぁって思っていたらジョン・トラボルタですよ!すごいですね。
で、このトラボルタ演じる母親エドナですが、トレイシーとは正反対で少しネガティブな母親なんです。
トレイシーが人気番組のオーディションに挑戦する!とお願いしますが、母親は反対します。
人前に出てしまうとトレイシーが太っていることを色々と言われてしまうのではないか…傷付いてしまうのでは?と心配しています。毎日踊ったり歌っているトレイシーを見てれいれば、そんなことで悩んだりするタイプでは無さそうだ…って気付きそうなものだけど、恐らく母親自身が傷付くタイプだから娘も同じような思いはさせたくないって思ったのでしょう。
もしくは母親自身も昔はトレイシーのように天真爛漫だったけど、なにか傷付く出来事があって現在の様なネガティブな性格になったのかもしれません。ちなみに少し変わり者だけど優しい父親はトレイシーがオーディションを受けることは賛成しています。

色々な差別をテーマにしている映画でもある


映画「ヘアスプレー」より
TM & (C) MMVII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.

オーディションを受けるも、太っているという理由だけでダンスを踊ることなく落とされてしまいます。
この番組プロデューサーがわかりやすい悪役ですね(娘も出てきますが同じく性格が嫌な感じです)。悪役ですが容姿端麗…。
母親の予感的中、、と思いきや、トレイシーは割と元気でした。それどころか居残り教室でたまたま居合わせた黒人の生徒達と仲良くなりR&Bを教わって一緒に踊りまくっています。
社交性あり過ぎですね。さすがトレイシー。
この映画の設定としては、黒人差別がまだ残っている年代であり、白人と黒人の間には隔たりがありますがトレイシーにとってはそんなことは関係ないようです。
ただの明るいだけの映画ではなく、黒人差別だったり 太っていることなどによる見た目による差別に対しても異論を唱えていて 真面目な映画だと思います。

大人気のトレイシーと悪役の末路

持ち前の明るさと社交性でダンス番組の主催者に気に入られ、あっという間にスターになり大人気なトレイシーです。
変な髪形だと思われていた髪型でも、皆がマネするようになりヘアスプレーが売れまくります。
皆と違うことは「個性」であって、悪いことではないよなぁって改めて思わせてくれますね。
そして美貌を持ち合わせている悪役親子もトレイシーを引きずり下ろそうと大奮闘しますが、もう、、これに関しては良いかな、と(笑)
本当に子供じみた汚いことばかりやってくれますが、ちゃんと悪役をラストでギャフンと言わせてくれるのはこの映画の素晴らしい点だと思う。スッキリしますね(笑)

まとめ


映画「ヘアスプレー」より
TM & (C) MMVII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.

この映画は明るく楽しく生きよう!みんなで歌って明るく生きれば良いんだよ!そしたら人生楽しいよ~みたいな映画に見せておいて、背景には 容姿による差別だったり、黒人差別の問題をちゃんと描いているのが良いと思う。

トレイシーの親友のように、外見が可愛くて白人であったとしても、母親からの厳しい束縛と干渉によって自由を奪われているケースもあって、それでは自由に生きているとは言えない。誰からもわかる目に見える差別もあるけど、目には見えないけど自由を奪われている人のケースもちゃんと映画に盛り込んでいて、一人の人間としての「個」を尊重することの大切さみたいなことがちゃんと伝わってくるのがすごいなぁと思います。
小難しいことはよくわからなくても良いけど、皆が楽しく自由に生きれたら良いよね!そういう世界にしていこうよ!っていうものすごくドストレートなメッセージを感じました。
家に閉じこもっていた母親が 表舞台に出てイキイキとダンスを踊るシーンは、自分でもよくわからないけど涙が出ました。
人は変われるのだなぁって思わせてくれる良い映画だと思います。

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