病気・怪我

登山中に下痢になった時の対処法を考える -下痢になって大ピンチ!死ぬかと思った(めちゃくちゃ長い)話-

登山中に下痢になった時の対処法~下痢になって大ピンチ!死ぬかと思った話~

突然ですが、登山中に下痢になったらどうしますか?

ねこ
ねこ
え…。登山中に下痢になったの?
オリカ
オリカ
厳密に言うと 登山に行く直前だったんだけど、トイレが無かったので大変だったって話です

今日は私の人生の中でも大ピンチだった話です。
このブログでは登山に行った時の記事をUPしていますが、記事中にトイレの有無や写真なども記載しています。それはこの体験によるトラウマもあるかもしれない…
(トイレがあると安心ですからね…ホントに…)
下痢じゃなくても登山中にトイレがあるかどうかは気になる部分だろうと思うので、わかる範囲でブログに記録するようにしています。

で、タイトル通りなので正直書くかどうかすごく迷いました。どう考えても恥ずかしい…というかブログで公開するような話じゃないような気がする…
と葛藤しつつ、ブログって自分の書きたいように書く場所だし思い切って書いてみよう!と。
(もちろん限度はありますが…あと お食事中の方は読まない方が良いかも・笑)

オリカ
オリカ
あとはアレですね、これから山に登るぞ~って人に少しでもお役に立てれば良いなと思います。
ねこ
ねこ
下痢になった話なんて誰の役にも立たないのでは…

まず結論から申しますと漏らしてません!笑
私、頑張りましたので。かなり漏らしそうだったけど…^^;

ということで 今回は登山中に下痢になった時の話と、下痢になってしまった時の対策や対処法などを考えてみようと思います。

下痢になった私の 長~い一日

とりあえず 自分で想像していた以上に長文になってしまったので、めちゃくちゃヒマな人だけ読んでくださいね(笑)。読んだところで毒にも薬にもなりませんのでご了承ください。
取り急ぎ 下痢になってしまった時の対策だけを知りたい方は、→コチラだけ見てもらえればと思います。

まず、朝起きた時の違和感を無視してはいけない

いつものように家を出発し 電車やバスに揺られている時に、なんとなく…ほんの少しだけ体調が悪くなってきたような気がしていたが
「前日に食べ過ぎたかな…」
「あ~睡眠不足で少しコンディションが悪いかも…」
「そういえば朝起きた時に少し怠かったなぁ…眠いだけだと思っていたけど…」
と色々考えては体調が悪化している事実を打ち消していた。
「昨日は食欲もあったし、この程度の怠さは以前も経験したような気がする。多分、眠いだけ。眠いだけだ…。電車の中で仮眠をとれば少しは良くなるはず…」

しかし その願いは叶うことはなく、少しずつ少しずつ 体調が悪くなっていった。
にもかかわらず、私はまだ大丈夫だと言い聞かせて、体を動かせば良くなっていくかもしれない…と思おうとしていた。
(ここまできて引き返すのもなぁ~って思ってしまったのもあります…)

目的の山には駅からさらにバスで向かいます(約30分)。登山口周辺にはトイレがないため 駅でトイレを済ますことに。しかしこの時はまだ下痢の症状は出ていませんでした。
とにかく体が怠い…という症状のみ。

オリカ
オリカ
今思うと、この時に家に引き返せば良かったんだよね…。後悔先に立たず…
ねこ
ねこ
まぁ未来なんて誰にもわからないからねぇ…。でも朝起きた時に少しでも体調に違和感があったら 登山は中止すべきだったよね。

バスの中で急激に体調が悪くなる

登山口周辺まで約30分間 バスに乗っていたのだけど、ここから急激に体調が悪化していく…。本当にどんどん悪くなる…。わかりやすくお腹がゴロゴロ鳴り出した。どういうわけか吐き気もあり冷や汗も出てきた。
最初は「バスの揺れで酔ったのかな??」と思って目を瞑ってゆっくり深呼吸したりして私なりにやり過ごそうとしたのだけど、どんなに頑張っても無理だった。
やり過ごせるレベルのものではないと気付いた時に目的地に到着。

バスを降りてとりあえずフラフラしつつ登山口へ向かう…。
牛歩…。全然前に進まない…。
途中、ドブのような所で軽く吐く(この時には腹痛と吐き気に襲われていた)

ねこ
ねこ
うわぁ…吐いちゃったのか…
オリカ
オリカ
下痢と吐き気が両方あったので結構きつかったよ…

体調の悪さを認め、夫に打ち明ける

色々と悪あがきしていたけど どう考えても体調が悪い…ということで、ここでやっと夫に体調が悪いこと、さっきコソッとドブに吐いたことを打ち明ける。
そして
「お腹が猛烈に痛い、多分というか絶対下痢、もう限界だし漏れそうな状態」と伝えました。
夫は「なんでもっと早く言わないの…」と困惑しながら
「この周辺にはトイレないなぁ…」とちょっと焦りつつスマホで調べてもらうと
①徒歩40分位の所にトイレがある
②駅に戻るバスは1時間後である
(↑ちなみにこのバスを逃すと次のバスは3時間後である)
とのことだった。

①に関してはこんなフラフラの状態で40分も歩けないから無理。
(というか40分も我慢できない漏れる)

②に関しても1時間後のバスに乗ったとしても 駅まで30分は乗ることになるだろうから無理。
(というか1時間以上なんて我慢できない漏れる)

ということで トイレに辿りつくのは絶望的となった…。

ねこ
ねこ
大ピンチだね…
オリカ
オリカ
この時は漏れそうで本当にヤバかったよ…それまではオナラを少し出すことで持ちこたえていたけど、この段階ではちょっとでもオナラを出そうとすると多分漏れるレベルだったから ひたすら肛門を頑張って絞め続けるしかなかった…
ねこ
ねこ
(…汚い話だなぁ…)

腹をくくって覚悟を決める

バスも当分来ないし 近くにトイレもない、下痢の症状は既に限界の状態、、、となると、残された道は1つしかない。

「野糞」

私は人生で一度も野糞をしたことがないし、今後もする予定はなかった…。

ねこ
ねこ
(…そんなこと予定に入れてる人なんていないと思うけど…)

できればこの選択はしたくなったけど、四の五の言っている状況でもなくなってしまった。下手したら漏れてしまう。漏れてしまったら帰宅するのだって大変なことだ。
バスと電車に乗らないと帰れないんだから、漏らすわけにはいかない。
(今から思えばタクシーを呼べば済む話だったのだけど…汗)

覚悟を決めて、夫に
「野糞するわ…」と伝えました。

ねこ
ねこ
言いたくなかったよね…そんなこと…
オリカ
オリカ
うん…できれば言いたくはなかったんだけど、漏らすよりは100倍マシかなって(究極の選択…)

野糞する場所を探そう!

ということで、私は野糞をすることを決意し、夫と野糞ができそうな場所を探すことに(注:夫はしませんよ)。
しかし、ここで新たな問題が発生。
私達はまだ登山を開始していないので、当然だけどここは山の中ではない。
周りを見渡すと田んぼや畑、たまに人が出入りしているだろうと思われる小屋のような建物があった(農具やトラクターが置いてあった)。
さすがにこの周辺でするのは失礼かもしれない。
(一応汚物は持ち帰ろうとは思っていたけど、気分的に申し訳なさがあるし人が来る可能性もある)

少しだけ歩き、奥に進むと茂みのような場所があった。
「この辺はどう?」と夫に聞かれて、試しにそこに立ってみる。

「………。(うわ、丸見えだ…) う、うん、もう少し他を探してみる…」

ここはいけそうかも…という場所があっても実際にしゃがんでみると意外と丸見えなのだった。

その後もなんだかんだ 夫とウロウロして探してみたが、ここなら大丈夫と思える場所がなかなか見つからない。

だって、ここは山の中じゃないから!

試しに夫が登山口から少し山の中に入っていって 隠れそうな場所がないかどうか探してくれたのだけど、当時は冬ということもあって 木と木の間がスカスカとしていて、割と丸見えになる場所ばかりだった。
大きめの岩とかもなかった。スカスカして遠くまで見渡せる感じだった。
もっと奥まで登れば隠れそうな場所があるのかもしれないけど、無いかもしれない。
そして賭けに出て 試しに登ってみようと思えるほど私の体力は残っていなかった。
私はもう限界だった。限界過ぎて気絶しそうだった。。

結局、また少しウロウロして探すことに。
茂みっぽい場所に 少しだけ窪みがある場所があった。
「ここならいけるんじゃない?」と夫に言われ、すでに限界を超えていた私は
「そうだね、ここなら行けるかも…」とビニール袋と登山用のトイレットペーパーを手に持って、リュックを下し いそいそと野糞をする準備を始めた。

が、そこで動きが止まってしまった。
こちらからあちらを見た時に、誰かが来たら私の場所からはすぐに見えてしまうのだ。ということは あちらも私のことをすぐに見つけることが出来るだろう。
普通の一般の原っぱみたいな場所で、快晴で気持ちの良い午前中、人が散歩に来ないとも限らない。

夫は「ここまできたら、もう恥ずかしがってる場合じゃないよ、ちゃんと(少し離れた場所で)見張ってるからしちゃいなよ」
みたいなことを言った(うろ覚え^^;)

「うん、する(…そうだそうだ、もう限界だしここでするしかない、3分 いや1分で終わる、1分で解放される、頑張れ私!)」

と何度も何度も葛藤してお尻を出そうと頑張った。何度も『お尻を出してしまえば 1分で苦しみから解放される』と謎の呪文を唱えてお尻を出そうとした。

でも!でも!どうしてもお尻がだせない!
だって、ここはあっち側から見えるんだもん!
見張ってるって言うけど、見張ってもらっても結果的に丸見えだし どうしようもないんだよ(涙)
恥ずかしがってる場合じゃないって言うけど、野糞するんだから恥ずかしいに決まってるじゃないか。むしろこの状況で恥ずかしくないなら 今後一生恥ずかしい場面なんてないと思う(恥ずかしいという神経がぶっ壊れた、ということだから…)。とにかく無理…(涙)

オリカ
オリカ
いや、本当に登山中ならまだわかるんだよ。山の中だし。そんな場面も想定してるからこそトイレ用品も準備しているのだし。
だけど、ここはまだ山じゃない…。山じゃないから…

ってことで私は野糞を諦めることにして、ここから徒歩40分先にあるトイレを目指すことにした。完全に時間の無駄であった。
(ウロウロしないで最初から向かえば良かった~と思いつつ、一歩一歩頑張って行こうと決めた)

元気なフリして夫と別行動する

ってことで、登山を楽しみにしている夫を散々振り回してしまった…と自責の念に囚われた私は
「多分 一緒に居ても○○くん(夫)が出来ることはないし、せっかくだから一人で登山行ってきて良いよ、私はなんとかなるから大丈夫」と元気なフリをして別行動をすることを提案。

最初は「え?無理でしょ…もう登山する気分でもなくなったし」と言っていたけど、私自身が人と会話することがもう無理な状態(会話の内容が理解できないしうまく返せない)で、誰かと居る方がしんどいというのが本音だった。
(ここで別行動をしてしまったことで、後日 夫は色んな人から「うわ、ひどい…」とか「冷たい」みたいなことを言われる羽目になってしまったらしい…。 私が強引に別行動にしたので逆に申し訳ない…^^;)

なんとなく後ろ髪惹かれつつ登山口へ向かう夫…、少しだけ見送って私はトイレに向かって歩き始めた。
それまでは草木や畑や田んぼがあったけど、徒歩40分先にあるトイレに向かう道路は横をビュンビュン車が走っていた。もう完全に野糞はできない状況となってしまった。 (まぁしようと思っても どうせできないんでしょうけど…)

トボトボ歩きながら、何度も下痢の波が襲ってくるし吐き気もあって このままではマジで倒れてしまう…スマホのナビを見るとトイレまではまだまだ先。徒歩40分ってのはあくまでも健康な状態の人が歩いた時の分数なので、体調不良の私の歩みでは いつ到着できるのか不明過ぎた…本気で漏らすかもしれない…

救世主、現る

ねこ
ねこ
なんか、もう漏らしちゃった方がある意味楽だよね…
オリカ
オリカ
そうそう、私を苦しめているのは私の理性だな~って思う。理性がぶっ飛んでしまった方がある意味楽だけど、逆に言うと病状としては理性が保てる程度(軽度)の症状なのよね…だから救急車とかも申し訳なくて呼べないみたいな感じだった…

歩き始めて10分くらい経って、もう何度目かのヤバイ波が私を襲っていた。しゃがむとアレが出てしまうので立ったまま目を瞑って、ゆっくり深呼吸しながら 鳥の声とか 渓流の風景などを想像して気分をなんとかごまかしながらゆっくりゆっくり歩く…。

気付くと、民家がチラホラ出てきた。

え?家?家があるってことはトイレもあるってことだよね?!
うひょ~!お漏らしと野糞を回避できるかもしれない!

と少しだけ浮かれたものの、根っからの小心者なので いきなりピンポン押して
トイレ貸してください(う○こが漏れそうなんです)
なんて言えないよなぁ~めちゃめちゃ迷惑だよなぁ~とボンヤリ思っていた。
でもこのまま この民家ゾーンを通り過ぎてしまうのも何だか惜しい…こんなに近くにトイレがあるのに…。

下痢の痛みを堪えつつ お願いしやすそうな雰囲気が出ている家をキョロキョロと探しながら歩くことに。

ねこ
ねこ
お願いしやすい家ってわかるの?
オリカ
オリカ
いや、なんとなく花を育てていたりして、優しい雰囲気がある家ってあるじゃん…勝手なイメージだけど(笑)

しかし、案外 お願いできそうな雰囲気の家って見つからない。やはり知らない人の家に突撃するのはなかなかの勇気が必要だ。

途方に暮れていた…。涙が出てくる…。

そこに ご夫婦(50~60代くらいかな?)が私の前を横切って行った。
なにか重たいものを2人で一緒に運んでいる。

なぜかはわからないけど、私はこの夫婦の後をトボトボとついていくことにした(かなり不審者・笑)。重たいものを運んでいるということは、運び先(家)が近くにある可能性が高い。そしてその荷物のおかげで、ご夫婦の足取りが遅く 牛歩の私でもなんとかついていける速度だった。

案の定 その夫婦の家と思われる場所にすぐに到着した。ずっと下を向いて歩いていたが ここでチラっと顔を上げてみると 本宅と別宅?があるような大きな家に住んでいるらしかった。
そのまま ご夫婦は家の門をくぐり、自宅の玄関?へと向かっていく。
ここで私も ゾンビの様にその家の門をくぐり、ついていく………。

ここでさすがに旦那様と思われる人から
ちょ、ちょちょ、ちょっと!え?なに?どちら様?!」と声をかけられてハッとした。
当たり前のように人様の家の門をくぐってしまい、これは不法侵入で逮捕される案件である。

だけども、ここまで来たら引き返すわけにはいかず、
「あ、あの、すみません、実は登山しにここまで来たのですが、体調が悪くなってしまって……。大変申し訳ないですが、お手洗いをお借りしても良いでしょうか?」

なんとか頑張って伝えることが出来た。本当はもう言葉を発するだけでアレが出てしまいそうだったのだけど…。

「トイレ貸してあげるよ。ちょっと荷物置いてくるから待っててもらえる?」

「は、はい!スミマセン!!ありがとうございますっ!!(涙目)」
(一度はあきらめたトイレともうすぐ会える!会えるんだ!)

少しだけ待たされて ご夫婦が戻ってきた。
「体調が悪いってどんな症状なの?大丈夫なの?」
「吐き気と下痢のような症状があるんですが、トイレが無くてずっと我慢していて…」
「あらぁ、それは大変だったねぇ…」
と簡単な会話をする。

トイレに案内するという段階になって、旦那様と奥様が本宅と別宅、どちらのトイレを私に貸すかで少し揉める。

旦那様「トイレこっちだよ~(と手招きする)」
奥様「ちょっと待って。女性の方なんだから、そっちはまずいでしょ。お腹が痛いっていうのに皆が居るところに行かせたら可哀相。気を使って思い切り出せなくなっちゃうんじゃない?」
旦那様「誰もそんなの気にしないよ、そもそもそっち(別宅)のトイレって使えんの?今使ってる人誰も居ないんじゃない?」
奥様「使えるわよ?今もたまに使ってるわよ?」
旦那様「でもこっち(本宅)の方が綺麗でしょ多分。こっちでいいよ」
奥様「別宅のトイレの方が近いじゃない?やっぱり皆がいたら気を使っちゃうから…」
旦那様「いや、そっちのトイレは古いからこっちの方が良いよ」

その会話を聞きながら、私は泣きそうな顔をしていた。
なによりも、私のことで軽く揉めさせてしまって本当に申し訳ないという気持ちと、正直どちらでも良いという気持ちが大きかった。
ついさっきまで野糞するか漏らすかの二択だったのだ。
皆がいて気を使うとか トイレが少し古いなんてことは、今の私にとっては屁でもないことであり、そこにトイレというものがあるだけで ただそれだけで奇跡なのだから…。

結局 別宅のトイレを貸して頂けることになり、私は無事トイレと対面することができたのだった。
あの時の安堵感は一生忘れないと思う。四方八方が壁に覆われた個室の安心感、人の優しさ、そしてトイレという素晴らしいものを作ってくれた大工さん、全てに感謝した。神様…私を見捨てないでいてくれて本当にありがとうございます。
多分 本当に手を合わせていたかもしれない。

一難去って、また一難

トイレを済ませたことで、だいぶ体調が回復したように思われた。何度か痛みが襲ってきたが、その度に我慢せずに出せるって本当に素晴らしいと心から思った。

はぁ~、良かった。
本当に助かった…あとは何とか家に帰るだけだ。
準備をしながら、アレを流すためにレバーを引く。

「カコンっ!」

なぜか乾いた音が響いた。水はチョロロロロ~と少しだけ出てきた。
(んん?んんん???なんだなんだ??)
と思いながらもう一度レバーを引いてみる。

今度は「カコン」と音が鳴ったあと、水はほぼ出なかった。

……え?……。
『神様…ここに来て、また新たな試練ですか?今日は試練が多くないですか?』
さっきまで感謝の気持ちで一杯だったのだけど、まだまだ試練は残っているらしい…。
一気に余裕が無くなって焦りが出てきた。
『流れなかったらどうしよう… 』

耳を澄ますとチョロチョロと水がタンクに流れる音がしているので もう少し待てば水が貯まって流せるはずだ…。
5分、、5分待てば大丈夫。

トイレの外の様子を耳を澄ませて聞いてみると、奥様が台所で洗い物をしている音がする。別宅に私を一人にしておくわけにもいかず、トイレから出てくるのを待ってくれているのだろう。あまり待たせると心配させてしまうかもしれない。
とにかく焦ってはダメだ。5分だけ待って、落ち着いてもう一度流してみよう…。
時計を見つめながら、5分ってこんなに長かったっけ…と思った。そして、知らない人の家で私は何をしているんだろう……。無性にみじめで情けない気持ちになってきた。

5分が経過した。

祈るような気持ちで、レバーを引いてみる。

「カコンっ!」チョロロロロ~………。

…………………………。終わった…。終わってしまった…。

ショックが大きかったので『これなら本宅のトイレの方が良かったのではないか?』と罰当たりなことまで考え出す始末。でも、もうこれ以上トイレに籠っている訳にはいかないし、事情を説明しなくては…。
絶望しながらトイレを出ると、奥様がすぐに気付いてくれた。

「大丈夫だった?こっちで手を洗ってね」と 優しく声をかけて下さった。

なかなか言いにくいことではあったけど、このまま知らん顔する訳にはいかないので
「すみません!実はトイレが流れなくて、水が貯まるまで少し待ってたんですけど、それでも流れなくて、現在う〇こが残ったままです…ゴニョゴニョ…」となんとか伝えた。

「あらぁ~。水貯まるの時間かかるのよ…ごめんなさいね…水が貯まるまで、ここで少し休んでいったら?」

そこからの記憶があまりないのだけど、奥様とテレビを観ながら軽く会話などをしていたと思う。
とにかく 心ここにあらず な状態だった。
確かなことは 結構気まずい空気は漂っていた ということ。
なにしろ初対面だし、う〇こは出したが 私はまだ体調が悪かった。人の家でのんびりしている場合ではなかった…。

奥様が
「もし良かったら、私があとで流しておこうか?まだ水が貯まるまで時間かかると思うし…」
と言って下さった(言いにくいことを言わせてしまって申し訳ない気持ちになった)。
実は何度か挑戦したのだけど、その度に「カコン!…チョロロロ~」な状態で なかなか流せず 滞在時間ばかりが長くなっていたので…。
「ありがとうございます!ただ…フタは絶対に絶対に開けないでください!汚してしまって本当にゴメンナサイ(涙目)」と 伝える。
(絶対に見るなと言われると見たくなるもんなので、あえて言わない方が良かったかも?…^^;)

とにかく命拾いをしたので このご夫婦にはいつかお礼(恩返し)をしなくては…

家までの長い道のり

そこからバスに乗ったり、電車に乗ったりしながら なんとか帰宅したけど、その間も吐き気や下痢に襲われ、何度も途中下車してトイレに駆け込んだ。
やっと最寄駅に着いた時にタクシーに乗ろうかとも思ったが、吐いてしまう可能性もあったし 一応歩ける距離なので途中で座ったりして、休みながらなんとか帰宅…。
トイレと布団の往復をしながら1日寝込んでいました。

ねこ
ねこ
それってただの下痢じゃないよね
オリカ
オリカ
うん、下痢と嘔吐の症状が酷かった…つらかったなぁ…

夫に薬を買ってきてほしいとお願いした際、薬局の人が言うには おそらく食中毒ではないか?とのことだった。心当たりはあった。二日前に食べたランチの牡蠣フライ…。
食べた時に半生だったのを思い出した。だけどそこのお店は オーガニック系のお店で いつも新鮮な食材を使っていたし、生で食べれる牡蠣をあえてフライにしているのだな、と思っていた。(すごく美味しかったし…)

食べたらすぐに症状が出るわけではなくて、数日後に症状が出る場合もあるらしい。
とにかく 薬局でもらった薬を飲んで 一日寝込んだら次の日には症状が良くなっていた。
(出すものはすべて出したから、かな^^;?)

下痢になった時の対処法 を考えてみる

オリカ
オリカ
長々と書いてしまいましたが、登山中にお腹の調子が悪くなってしまった場合の対処法などをまとめてみます。もちろん 体調が悪い時は 今回の私の様に家に戻ることに越したことはありませんが、登山の途中で下痢になってしまう可能性もゼロではないので、そんな方々(と未来の私)のお役に立てたら嬉しいです。

とりあえず薬に頼ってみる

↑有名な下痢止めですね。こちらは水無しで服用できます。

↑ビオフェルミンの下痢止め。なんとなく胃腸に優しそうなイメージ。

↑水無しで服用できます。薄さ約0.08mmの薄型フィルムなので、定期入れやお財布に忍ばせておくと良いかも。

下痢止めは あくまでも下痢になってしまった非常時のみ服用しましょう。日常的に服用すると便秘になったり腸環境が悪化する可能性があります。

 

薬が効かない!もう我慢できない場合は携帯トイレを使おう

オリカ
オリカ
今回の私の様に もう限界を超えているけど トイレがない場合、こんなのがあったら助かったなぁ~と思うものを集めてみました。

↑目隠しできるポンチョなどが必要ですね…これさえあれば あの時もっと早く苦しみから解放されていただろうなぁと思います。

↑災害時の防寒としても使えそうなので アルミのポンチョも良さそうです。

↑顔が出ていることすら恥ずかしい場合はこちら。
※ちなみに 私はテント泊をしたことが無いのでテントは持っていませんが、今回の出来事をきっかけに今後はツェルトを持って行くことにしています^^;
ツェルトやテントの中で携帯トイレを使用するっていうのが一番快適だとは思いますが、登山中にある程度のスペースを探すのが大変そうですが…

↑携帯トイレを使用して 汚物は持ち帰りましょう。
※登山時だけでなく、災害時の防災グッズとし て何個か家に保管しておいても良いかもしれませんね。

登山中の腹痛対策 まとめ

・朝起きた時の体調を過信しないこと。
(無理せずに中止しましょう)
・緊急対策として薬を持参
・予めルート内にトイレがあるかを確認しておく
・最終手段としてポンチョや携帯トイレを持参

誰だって好きで体調が悪くなる人はいないと思いますし、できれば 今後はこのような事態は避けて通りたいところですが、気を付けていても急に体調が悪くなてしまうこともあると思います。
山のルールを守りつつ 安心して楽しく登山ができると嬉しいなぁと思いました。
誰かのお役に立てますように**

最後まで読んで頂き ありがとうございました~^^