“再生医療”PRP注射 PR

膝にPRP(多血小板血漿) 注射を打ってきました!PRP療法は 最先端の再生医療です。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

PRP注射を打ってきました!

手術してから約4ヶ月経過した頃、膝の腫れも引いて落ち着いてきたことから 当初から予定していた“再生医療”であるPRP注射を打ってきました。
簡単な経緯はコチラ↓

反復性膝蓋骨脱臼の内側膝蓋大腿靭帯(MPFL)再建術|手術当日
手術当日|反復性膝蓋骨脱臼の内側膝蓋大腿靭帯(MPFL)再建術反復性膝蓋骨脱臼の内側膝蓋大腿靭帯(MPFL)再建術|手術当日|慣れない環境と緊張でなかなか寝付けず、朝6:00に起こされました。(本当は5:30に起きちゃっていました)眠い…。手術着(浴衣の様な服。下着はパンツのみ)に着替えて、歯磨きと洗顔。飲食は出来ないし夫が来るのは8:30過ぎなので少し暇です。...

打つ前に色々と調べてみると「すごく痛かった」と言っている人もいて ビビりまくっていました😢
実際に打ってみた感想と、その後の膝の感じなどを振り返ってみたいと思います。

PRP注射とは?

指や手を切ってしまったとき、傷が塞がりカサブタが出来て、やがて元通りに治ったご経験があると思います。実は、この一連の治癒過程には、血液の中に含まれる”血小板”が重要な役割を果たしています。そのため、血小板が少ない方では血が止まりにくく傷の治りも遅くなります。また、打撲や捻挫をした時には、怪我した部分が腫れることがあると思いますが、この腫れは皮膚の下で出血したことによるものです。打撲や捻挫でも、皮膚を切った時と同じように、血小板から傷んだ組織の修復を促進する物質(成長因子)が供給され、傷んだ組織を元通りに直そうとする自己治癒機転が働いています。
PRP療法は、この”自分で自分を治す力(自己治癒力)”をサポートする治療法として、ヨーロッパやアメリカでは頻繁に行われている治療法です。
出典:順天堂医院より

ねこ
ねこ
つまり、自分の血液の中の成分を濃縮したものってことね。
オリカ
オリカ
負傷したところにに直接注入することで 修復を早めるそうだよ。医学は進歩してるね😊

どこに打つと効果があるのか?

肌に打つことで美容にも効果があるそうですが、ここではとりあえず整形外科で効果があるとされているものを挙げてみます。

効果がある症状

・スポーツ障害や外傷による痛みの治療
・変形性膝関節症
・変形性股関節症
・変形性肘関節症
・半月板損傷
・軟骨損傷
・靭帯損傷
・膝蓋腱炎
・肩の腱板断裂
・肩関節障害、五十肩

私の膝の場合は 脱臼を繰り返してしまったことで軟骨が損傷していたので、これ以上損傷しないようにするための予防も兼ねていますが、現在痛みが出ている人にも効果があるようです。

PRP注射のメリットは?

副作用のリスクがほぼない
自分の血液を濃縮したものになるので 拒否反応やアレルギーによる拒否反応がありません。
私もこの注射を打ったあとトラブルは全く起きませんでした。

手術ではないのですぐに帰宅できる
麻酔やメスを使わないので、すぐに帰宅できます。スポーツをしていてブランクを避けたい人には良いと思います。

効果の持続性が高い
血小板の中にある成長因子が継続的に傷の修復を促します。特に関節痛で悩まれる人の中にはヒアルロン酸の注射を定期的に(月に1回程度)打っている方が多いと思いますが、PRP注射の場合は1年に1度打てばOKとのことでした。
もちろん、症状によって個人差があるのでヒアルロン注射も月に何度も打っている方もいるかも知れませんし、PRP注射も半年毎に打っている方もいるかもしれませんが…。
先生の話だと ヒアルロン酸注射を何度も打った一年後よりも、PRP注射を一度だけ打った一年後の方が効果が高いようです。
ヒアルロン酸は痛みが多少軽減しますが 損傷した部分が修復する訳ではなく、あくまで現状維持となります。PRP注射は損傷を受けた組織を修復していくものになるので、同じ注射でも効果が違いますね。

PRP注射のデメリット

効果がわかりにくい
これはしょうがないかなぁという気持ちもあるのですが、正直に言ってしまうと 目に見えない部分なので効果があったのかあまり実感できません。例えば、元々すごく痛みがあって歩くのもままならない人が、PRP注射を打ったことで痛みが軽減されたら「効果があった!」と言えると思います。私の場合は軟骨は損傷してましたが、幸いなことに痛みはまだそれほど感じなかったので「良くなった!」とハッキリとはわかりませんでした😅
ただ、もし注射を打っていなかったら術後にもっと痛みが出ていたかもしれませんし、今後もっと軟骨が悪くなって痛みが出てしまう可能性が高かったので 打つに越したことはないかなと思います。

費用が高い
保険が適用されず自費診療となりますので 費用が高いですね…。病院によって違いますが、10万〜40万前後(片足)。病院によってはもっと高額だったりもします。年に一度だけ打てば良いので 時間的には負担が軽くなりますが、(平均で)毎年20~30万かかるのは 私のような庶民には正直キツイです…😓 健康には変えられないので なるべく年に一度は打とうとは思ってますが、もしかすると1年半後…とか微妙に時期をずらしていくかもしれません😓
※注射の回数や打つタイミングは各症状によって変わりますので、内容に関しては参考程度に見てもらえればと思います。
私の場合は半年〜1年に1度の注射となっていますが、症状によってはもっと短いスパンで治療することもあると思います。

PRP注射の流れ

検査
関節の状態をレントゲンやMRI検査で診断。PRP治療が適用と判断された場合PRP治療に進みます。
採血(片足:50〜100ml)
病院によって濃度が異なるので確認してください。
血液検査+濃縮
血液をチェックして問題がなければ PRPを生成します(2~3週間)。
PRP注射
患部にPRPを注入します。
膝を軽く曲げ伸ばしして、関節内に馴染ませて約10分安静。

採血の際の注意事項

あまり細かい指定はありませんでしたが 採血の4時間前から飲食禁止でした。(水やお茶はOK)
採血前日~当日は油の多い食事はできるだけ控えること。
(理由は説明してもらってませんが、なんとなく血液の質が悪くなるのかな?と思っています。)

PRP注射を打った後の注意事項

注射した後(3~4日間)は、細胞の代謝が活性化されて稀に軽度の炎症を伴うこともあるそうですが、そのうち軽減するそうです。
我慢できない時は 痛み止めの薬や湿布などを処方してもらうと良いと思います。
(私はそのような症状はありませんでした)
当日はシャワーのみ。
2~3日は激しい運動・マッサージはしないようにすること。できれば喫煙や飲酒も避ける。

打つ時の痛みについて

かなりビビりまくっていたんですけど、それほど痛みはありませんでした。すでにヒアルロン酸の注射をしている人からすると、PRPも同じような感じだと思います。
打つ前に 注射を打つ場所を冷やしました。麻酔の代わりかな?と思いますが、それによって痛みが軽減されたのかもしれません。
それと、私の場合は膝の手術をしているので 膝周辺の感覚がまだ戻っていない部分があるので それによって痛みを感じなかったのかもしれません。

痛みの感じ方は人それぞれですし 体質にもよります。あとは先生によっては痛い場合もあるそうです(ちょっと言い方が悪いですが、注射を打つのが下手な場合ですね😅)。
本来は膝の関節に注射する際は痛みは少ないようです。他の場所(肩や肘など)は不明です…ごめんなさい😓

打った後の膝の具合と感想

注射を打った後、少しだけ膝を曲げ伸ばしして10分ほど安静にしていました。その後は普通に歩いて帰宅してOKなので 帰宅。
病院に居る時はあまり感じなかったのだけど、病院を出て家までの帰り道がちょっとだけツラかった…。なんて表現したらいいのか難しいのだけど、とにかく足がだるくて重い。ボテボテしている。両足だから余計にそう思うのかもしれませんが💦
登山で例えると、登山が終わった後に温泉に入って御飯食べて 最後の力を振り絞って帰る時みたいな足の重さ…(例えがわかりにくいですね…😅)
痛い訳ではないけれど、明日は筋肉痛になるだろうなぁと予感させる足の疲れと重さを感じました。ただ、帰れないほどツライ訳ではないし 痛みがある訳ではないので、普通に帰宅できるレベルです。歩き方がちょっとだけゾンビっぽくなったという感じです(笑)
(2~3日で重さは消えました)

1ヶ月後の診察では 以前と比べて 痛みの段階(0~10だと現在はどれくらいか?)と聞かれましたが、元々すごく痛みがあったわけではないので答えるのが難しかったです😅
術後による痛みも多少あるので 軟骨が損傷していることによる痛みなのか 正直よくわからず…。でもきっと良くなっているんだと思います。というか何もないってことは絶対にないはずなので。

次回は1年~1年半後にまた打とうかなと思っていますが、毎回 夫に出してもらうのも悪いのでなるべく自分で貯金できるように頑張ります😅

オリカ
オリカ
PRP注射の経過で 何か変化があった際は、またこのページに追記していく予定です。ではでは🍀

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA